技術移転というお仕事

技術移転…実はこれは私がアロマセラピストを始める前の仕事でした。

何をしていたかというと、大学などの優れた研究成果を企業に橋渡しをする仕事です。「産学連携」とか「TLO(Technology Licensing Office)」っていう言葉を、どこかで聞いた事があるのでは?でも始めた頃は、「大学は学問をする所でお金儲けをする所じゃない」とか、「なぜ大学に何の縁もない御社(リクルート)がそんなことをしているのか?」とか、色々非難や批判を頂戴したものでした(^^ゞ

それでも私たちは、自分たちの仕事に限りない可能性と意義を感じていました。だって、大学の研究って信じられないくらい面白いんです!!つくづく「日本人の知能や才能って素晴らしい!」と思わせてくれました。そんな才能や知能を研究に終わらせず、産業に活かせば日本経済も活性化するし、研究者は更に研究をしやすい環境になる、と考えていました。

私はというと、大学から出てきた研究が果たして、企業に求められる技術なのか?という点と、特許などの知的財産化して外敵から守ることができるか?ということを調べる仕事をしていました。いわゆる「市場調査」と「特許性調査」です。こういった分野で網羅的にこんなことを始めたのは、私が日本で一番最初だという自負があります。今は、私の後進3名が更にパワーアップしてがんばってくれています。

とてもやりがいのある仕事でした。なのに、なぜ私は脱サラをしてアロマセラピストになったのか?

ここにも出会いがありました。香りの研究をしている先生と出会い、そしてその調査をしているうちに香りとその仕組に惚れてしまったのがきっかけでした。

何がきっかけで人生が変わるかわかりません。技術移転は、先生の技術を企業に移転するだけでなく、私の人生のステージまで移転してしまったようです。。

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