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アロマセラピーと心理学

私は大学の時に心理学を専攻していました

でも、もう20年近く前の話です。トラウマなんて言葉も今ほど一般的ではなく、「虎と馬」だと思っていた学生がいたくらいです。それくらい常識が違う時代の話だと思って読んでください。

当時の臨床心理学で主流だったのは、「幼児期の体験から紐解く」みたいな手法だったと思います(あくまでも私見です)。そんな中で出会った「認知行動療法」という手法は、私にとって画期的でした。誤解を恐れず大胆に解釈して言うと『過去の体験がどうであれ、今出ている症状を、行動することによって解決する』なんです。

つまり、高所恐怖症は、幼少時高いところから落ちた経験からくるものだろうが、なんだろうが、高いところに登れれば解決なわけだから、登れるように段階的に行動しましょう。ということです。それが、結果的にネガティブな心理作用を解消する。と言う発想。「段階的に」というのがとても特徴的で、時間がかかるけど確実な方法だと今でも思っています。

実はアロマセラピーはそれに近いと思っています。アロマセラピーには、精神作用、心理作用があることは周知の事実です。しかし、そのオイルを選ぶとき、過去の辛い経験を紐解き、そこにアプローチするようなことはしません。今出ている症状にアプローチするオイルを選びます。そうすることによって過去の辛い体験も克服できるパワーが身につく、という考え方です。認知行動療法ととても似通った考え方です。

ただし、アロマセラピーも行動療法同様、長く続けなければ根本的に解決しません。やはり、少しずつ精神体力がついたところで、心が弱ってしまった原因と対峙しなければならない時がくるのです。そこに行き着くまでは、時間をかけて自分を見つめることが大事です。しかし時間をかけた分、しっかり向き合うことができると思います。

アロマセラピーはその場しのぎの療法という人もいますが、是非時間をかけてその良さを知ってください。きっとアロマセラピーの底力と自分の強さに気づけるはずです。

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