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ヒトは見た目で判断する?!

子供の頃に「ヒトは見た目で判断しちゃいけない」なんてよく言われました。子供の頃の教育としては間違いではないと思います。

しかし、社会人になって採用の仕事をしている頃、間違いなく「見た目」で採用していました。見た目と言っても、モデルのように背がスラーッと高くて、俳優のように均整の取れた目鼻立ち、って言うわけではありません。

そこはとても説明が難しいところではありますが、その人の持つキャラクターがきちんと顔に出ているかどうか。と言うことなんです。もっと言うと、顔に責任を持っているかと言うことです。(さらに判りにくいですね…)

採用面接ですから、学生の皆さんは大変緊張しています。自分の名前すら噛んじゃう方もいます。でも、そんなことは採用に何の影響もありません。大切なのは、緊張しながらも自分らしさをきちんと表情で表せているかということです。

例えば、大学時代の楽しい経験なんていうのは、採用面接でよく聞きますが、それは「いい経験をしてるかどうか」ではなく、その経験をきちんと自分のものにしているかどうかを見ています。きちんと自分のものにしている方は、語っている時の表情が違います。私たちにもその風景や心情が見えるような語り方をします。そこから「この人は、経験を無駄にしない生き方をしているんだな」と受け取れますので、採用したくなりますよね。

「自分らしさ」というと「個性的」=「奇抜」と取りがちですが、自分らしさは自分の能力を最大限に使えると言うことです。自分の経験を表情や心の糧にできることは、十分自分らしさを持っていると言えます。そしてそういう人は、大変魅力的です。なぜなら、経験の数だけ表情が変わり、心が豊かになっているので、会うたびに違う顔を見せてくれるからです。

ただし、いつも悩まされたのは女性です。同性の私が言うのもナンですが…、女性は他人の経験をあたかも自分が経験したように語るのは、とても上手です。しかも、とても感動的に話すことなんてお茶のコさいさい。採用を始めた頃は、あっさり騙されていました。

しかも、ちょっと可愛い子だったりしたら、この子は嘘をつかない…、なんて根拠のない理由で。

やっぱり見た目か?!

いえいえ。そこは私も慣れましたので、奥の手の質問があるんです。これは本当に本人の体験か?と、思った時には「貴女はその時なんて言ったの?」と、聞くことにしています。自分のせりふを質問されたにもかかわらず、しどろもどろになったりします。そんな時は、どんな可愛い子でも、醜く見えます。

やっぱり嘘はいけませんね。最後が見苦しいから。

美しいものは必ずしも正しくはないが、正しいものは必ず美しい。です。

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